ごあいさつ
2000年3月に策定された可児市環境基本計画に基づく市民ワーキンググループの一つとして本団体は誕生しました。それから10年が過ぎ,私たちの活動は新たなステージへ進もうとしています。
当初は,荒れた里山の手入れを中心に,ひたすら汗を流す日々でした。整備が進むにつれ活動の内容は多様化し,里山でスローな時間を楽しむ余裕も生まれてきています。
自然とつきあうことの煩わしさを分ちあいながら,里山で遊び,学び,そしてエコロジカルなまちづくりへ貢献していきたいと考えています。
我田の森へようこそ
- 森のすがた
- 水のながれ
- 里のめぐみ
- 命のつながり
- 森のおきて

我田の森はコナラ,アベマキ,モチツツジなどの落葉広葉樹を主体とする里山の環境を比較的維持しています。里山とは言っても,けっこう傾斜はきついです。頂上には,その名の通り「大岩」があり,我田の森の象徴ともなっています。

アカマツ林も尾根筋に残されており,マツタケの再生を夢見て,整備が進められています(左の写真は松葉を集める「ごかき」の様子)。


我田の森には,いくつかのため池があり,その水は今でも農業用水として使われています。ため池に流れ込むせせらぎには,水量こそ多くはありませんが,山からの清らかな湧水が流れています。
「尼寺」があったとされる場所には泉があります。知る人ぞ知る名水です。



我田の森には山林だけでなく,山からの水を引いた田んぼや畑があります。

正月前にはそこで収穫されたお米で餅つきをします。また,秋に食べる山芋のと
ろろかけご飯と新鮮な野菜をふんだんに使ったトン汁は,我田名物となっています。


里山活動では,健康がすべての基本です。自然という命のつながりの中では,時には汗をかき大変だけれど,ゆったりとした楽しい時間が流れています。そんな場所を子どもたちに残したいと考えています。



我田の森の土地は,公園ではなく私有地です。より正確にいえば,地元集落の家々が,かつて薪炭林として,またいろいろな山の幸の採集場として共同で利用してきた土地です。個人の利用には制約があります。そして,地元集落の家々を含め,皆で新しい利用ルールを決めるべき場所なのです。

